訪問診療の必要性

7 月 1st, 2010 | By admin | Category: 訪問診療

訪問診療では体が不自由で診療所までの通院が困難な場合、自宅や施設等に出向き診療いたします。訪問診療では主に保存的処置と口腔内の健康を維持管理する口腔ケアの2つの柱で行っています。

保存的処置としては、診療所で行うのと同じように義歯を作ったり、詰め物をしたりすることが出来ます。健康的な生活を送るためには、健康的な食生活必要です。そのために良く噛んで物を食べると言う基本的なことが重要ですので、もう高齢だから新しく入れ歯を作るのはやめようなどとあきらめないようにして下さい。物をよく噛むということは噛む刺激により胃腸の動きも活発になりますし、咀嚼により脳への刺激にもなるため脳血流量が10~20%増加し脳の活性化にもつながります。これにより痴呆予防にもつながると言われています。

口腔ケアでは治療と平行して、もしくは治療の終了後でも定期的に行って口の中の清潔な状態を保つようにサポートします。口の中を清潔に保つことは、ただおいしく食べるためだけではなく、誤燕性肺炎を予防する効果があります。最近、老人の死病原因に多いのが誤嚥性肺炎です。これは口腔や咽頭の反射が低下することにより口腔の細菌を気管に誤燕して引き起こされることが多いのです。口腔内を清潔にし雑菌を減らすことにより肺炎の発生率が40%減るという報告もあります。

Comments are closed.