◇メリット 今までは歯が抜けると両脇の健康な歯を削って歯を作る方法などがメインでした。これらの場合、どうしても虫歯のない歯でも削らなくてはいけませんでした。また義歯などを入れる場合などは、義歯が安定するように健康な歯に引っ掛けをつくりましたが、この引っ掛けになった歯の寿命がどうしても短くなりがちでした。インプラントの場合には、これらのように残っている歯に対しての負担をかけない方法だと言えます。また、負担がかからないということは健康な歯の寿命も延びることになります。

◇デメリット インプラント治療を始めてから、最終の被せ物が入るまでは期間がとても長くかかってしまいます。3ヶ月~6ヶ月以上はかかってしまい、糖尿病や多量喫煙者の方々の場合は十分な管理が必要になってきます。またインプラント治療は健康保険の適用外となって治療費も高くなってしまいます。インプラントは直接、骨に人工歯根を植え込むので骨の量(厚み)や骨密度により植え込むことが出来ない場合があります。