歯周病にかかりやすいのは大きく分けて、「口の中の環境」と「全身的な環境」に関係します。これらの関係を知ることにより歯周病の予防に役立てることが出来ます。

「口の中の環境」

■口の中が不潔である  食後の歯磨きなどが不十分である場合

■歯ぎしり  歯周組織にとても負担がかかりそれにより歯周病が悪化しやすい

■歯並びがよくない  歯並びが悪い場合、どんなに気を使っていても不潔になりやすくそれにより歯周病が引き起こされやすくなります。

■口で呼吸する  鼻疾患などにより口で呼吸する場合は口の中が乾燥しやすくそれにより歯肉の炎症がひどくなりやすい

「全身的な環境」

■糖尿病  糖尿病は全身の体力を低下させるため抵抗力が弱くなり歯周病が悪化しやすくなる

■タバコ  タバコは血管などに対して影響を及ぼすため歯肉の血行不良などを引き起こし歯周病を悪化させる

■ストレス  ストレスにより就寝中の歯ぎしりが多くなったり、抵抗力の低下により歯周病が悪化しやすくなる

■ホルモン  女性の思春期、妊娠期、更年期などはホルモンのバランスがどうしても偏りやすくなるために女性ホルモンの影響で歯周炎などが引き起こされる場合がある